手話通訳士の受験概要としては、まず、受験資格が「受験日の属する年度末の時点で20歳以上であること」です。受験の申込みに必要な書類の請求と提出は、社会福祉法人聴力障害者情報文化センターに行います。「手話通訳技能認定試験(手話通訳士試験)」という名称の試験が年一回実施され、試験日と試験会場については、その年の三月上旬に発表されることになっています。第23回(平成23年度)の試験は、学科試験が10月1日(土)、実技試験が10月2日(日)、試験地は東京、大阪、熊本で行われる予定です。受験手数料として、18000円(税込み)かかります。手話通訳士試験の合格率は、約33%と非常に難易度が高く、3年以上の実務経験がなければとても合格することはできないでしょう。手話通訳士試験を受験する場合には、専門学校に通ったり、通信講座などでしっかりと対策する他に、自治体などが行っている手話通訳者養成講座に通うことから始める方も多いみたいです。社会福祉法人全国手話研修センターが実施している民間資格である全国手話検定試験やNPO手話技能検定協会の手話技能検定といった試験を受けてみて、今の自分のレベルを確かめるのもいいかもしれません。社会福祉法人聴力障害者情報文化センターの公式サイトには、過去の試験の問題と正答が掲載されていますから、出題傾向を研究することも試験対策としては必要でしょう。ちなみに、前年度の試験で学科試験のみ合格基準を満たしていた場合には、申請を行うことで翌年度の学科試験が免除になります。